弊社で対応可能な製品の出荷(仕上)方法の一部をご紹介しております。
製品によって対応可能な出荷方法は異なります。
綛・反巻
径の小さい紐から大きい紐まで対応可能な仕上方法。
紐の径が大きいほど縛ることのできる紐の長さ(量)は短くなる。
紐を50m~150mで縛ることが多く、製品1つの単位を反(タン)と呼びます。
●メリット
紐を解きやすい。
●デメリット
紐を使用する際は、一度、放反(解く)手間がかかる。
太い紐は、長尺巻くことができない。
おとし
箱に紐を直接入れて納める方法。紐を何かに巻き付けることはしない。
●メリット
尾紐(最後の紐)に印を付けることで、開封後すぐに利用が可能。
大箱を使用すれば、一箱に納められる紐の量が増える。
●デメリット
搬送途中に紐が絡まることがあり、細い紐ほど絡みやすい。
ボビン巻
紐をツバが付いた円柱状の管に紐を巻き付けた仕上方法。200m~1000mで紐をボビン巻き付けることが多く、産業資材関係で使用することが多い。
●メリット
紐をボビンから解きやすい。
長尺の紐をコンパクトにまとめることができる。
●デメリット
ボビン巻を立てた状態で使用すると、紐がツバに引っ掛かり紐切れや毛羽の原因となることがある。
チーズ巻
紐をツバのない円柱状の管に巻いた仕上方法。径が細い紐を巻き付けることに使われることが多い。
●メリット
ボビン巻と同様に紐を長尺に巻きつけることができる。長尺の紐をコンパクトにまとめることができる。
●デメリット
ツバがないため、紐を解いた状態でチーズ巻きを立てて置くと紐が下へ落ちてしまうことがある。
ハサミカット
紐を特定の長さにカットする加工方法。
手提げ袋用の紐やアクセサリー用の紐として使用されることが多い。
●メリット
希望の長さにカットすることで、納品先でカットする手間がなくなります。
●デメリット
紐は伸び縮するため加工時と納品時で若干長さの差異がでることがある。
紐の種類によってはカットした紐の先端部分がばらけることがある。
セルチップ加工
紐の先端にセルロースのチップを付ける加工方法で、靴紐の先端についていることが多い。
●メリット
チップを紐の先端につけることにより、紐のほつれを防ぐことができ、穴や隙間に通しやすくなる。
●デメリット
反取と比べると加工に手間がかかるため単価が高くなる。